肌トラブルの原因に。乾燥肌さんがやってはいけないNGケアとは?
「頑張ってスキンケアをしているのに、肌の調子がなかなか良くならない…」
と悩んではいませんか?
どんなにスキンケアに力を入れていても、その方法が間違っていたら、むしろ逆効果。
乾燥を招いたり、毛穴が目立ったりする原因になることもあるのです。
そこで今回は、肌トラブルを招いてしまうNGケアをお伝えします。
自分の行っているスキンケアを見直して、肌荒れしにくい健やかな肌を目指しましょう。
乾燥肌さんの肌トラブルを招くNGケア
肌荒れに悩んでいる人は、
肌内部の潤いを保持して外部刺激から肌を守る「バリア機能」が低下している傾向にあります。
バリア機能が低下すると、
・お肌の潤いが不足 (乾燥)
・肌のキメが粗くなる (ごわつき)
・毛穴が目立ちやすくなる (ざらつき)
・ニキビや吹き出物などができやすくなる (肌荒れ)
など、さまざまな肌トラブルを招きやすくしてしまいます。
「どうしてこんなことになるの?」
乾燥肌さんがついやりがちな、バリア機能を低下させ、肌の不調を招いてしまうNGケアを紹介します。
原因1. 洗いすぎ
・「汚れをしっかり落とさなきゃ」と考えてW洗顔をする
・朝晩どちらも洗顔料を使う
・洗浄力の高いオイルクレンジングを使う
といった「洗いすぎ」のケアは乾燥肌さんにとってはNG。
必要以上に汚れを落とす力が強いものを選んでしまうと、肌の潤いが奪われてしまい、バリア機能が低下してしまいます。
そのため、できるだけマイルドな洗い心地のアイテムでクレンジングや洗顔をするのがおすすめです。
たとえば、
・厚みのあるテクスチャーで摩擦が起こりにくいクリームタイプ
・メイクとなじませやすいなめらかなミルクタイプのクレンジング
は、油分を多く含んでいるため乾燥している肌にも使いやすいでしょう。
W洗顔不要のクレンジングを取り入れてみるのもひとつの手です。
また、洗顔料も洗浄力が高すぎず、やさしく洗いあげてくれるアイテムを選んでみてください。
皮脂分泌が少ない人は、朝の洗顔は水やぬるま湯で軽く流すだけでも十分です。
顔を洗うときのお湯の温度にも気をつけましょう。
肌に負担がかからないように、ぬるま湯(32~35℃くらい)にするとより理想的ですよ。
原因2. アイテムが多すぎる
乾燥が気になるからと、化粧水や美容液、乳液、クリーム、オイルなどあらゆる保湿アイテムを重ねすぎてはいませんか?
実はこうした「アイテムが多すぎる」お手入れも、乾燥を招いて肌トラブルに繋がってしまうことがあります。
肌を過剰に保湿することで、肌本来の潤い保持機能がうまく働かなくなり、バリア機能が低下します。
肌の表面は保湿できていたとしても、内側は乾燥しやすい状態となり、保湿すればするほど乾燥しやすくなるという悪循環が続いてしまうのです。
また、使用するアイテムが多いということは、その分肌を触る回数も多くなり、摩擦が起こりやすくなってしまいます。
乾燥肌さんこそ保湿力の高いアイテムを厳選し、できるだけシンプルなお手入れを心がけましょう。
化粧水で水分をしっかりと与えて、クリームで油分を補うといった2STEPのケアでも、乾燥から肌を守ることはできます。
肌内部にも存在し、潤いを保持してくれる「セラミド」や「ヒアルロン酸」などの保湿成分をスキンケアで補うのもおすすめです。
乾燥が気になる場合は、化粧水やクリームの量を調整してみてくださいね。
原因3. 過度なスキンケア
スペシャルケアとして取り入れる人も多いスクラブやピーリングは、古い角質をオフしてなめらかな肌に整えてくれますが、乾燥肌さんにとっては刺激が強すぎる「過度なスキンケア」となる可能性があります。
バリア機能が低下している状態で攻めのケアをすることは控えるのが無難です。
また、美顔器などのやりすぎにも注意が必要です。
使用時間や頻度を守らずに使いすぎてしまうと、かえって肌にダメージを与えてしまう結果になりかねません。
必ず使用の目安を守って使うようにしましょう。
まとめ
乾燥肌さんのNGスキンケア
- 乾燥肌さんこそシンプルなスキンケアで潤いをキープして!
- 肌に負担をかけずにバリア機能を回復させることが、肌荒れを防ぐ大切なポイント
- 過剰な保湿はかえって乾燥肌になる
- 美顔器などのスペシャルケアは使用の目安を守る
スキンケアのステップやアイテムを増やすよりも、保湿力の高いアイテムにこだわって、できるだけシンプルなケアを試してみてくださいね。