その乾燥、間違ったケアが原因かも。乾燥肌さんキホンのスキンケア
洗顔後のカサつきやつっぱり感、
日中の粉ふき…
乾燥肌だから仕方ないと諦めていませんか?
実はその乾燥、肌質ではなく間違ったスキンケアが原因かもしれません。
今回は、肌の乾燥を招いてしまうNGスキンケアと、乾燥肌さんのスキンケアのポイントを解説します。
そもそも乾燥肌って?
乾燥肌とは、肌の水分と皮脂がどちらも不足している状態で、ドライスキンとも呼ばれます。
乾燥肌さんのスキンケアのきほん
肌が乾燥する原因は生まれつきの肌質以外に、後天的な理由がいくつかあります。
その一つが間違ったスキンケアです。
ここからは、肌の乾燥を招くNGスキンケアと乾燥肌さんのスキンケアポイントをご紹介します。
【乾燥肌さんのスキンケアポイント】
1 . クレンジングは洗浄力のやさしものを
2 . 洗顔は”冷たくない”程度のぬるま湯で
3 . スキンケアステップはシンプルに
4 . 過度なスキンケアを行わない
5 . 乾燥肌さん向けのアイテムを選ぶ
1.クレンジングは洗浄力のやさしものを
乾燥が気になる方に特に気をつけてほしいのは、”落とすケア”です。
特に、クレンジング選びは慎重に行いましょう。
クレンジングの中には洗浄力が高く、肌がもともと持っているうるおい成分や皮脂を必要以上に取り除いてしまうものもあります。
乾燥肌さんには、ミルククレンジングやクリームクレンジングがおすすめ。
洗浄力がマイルドで、肌への負担もやさしいのが特徴です。
ただし、ウォータープルーフやロングラスティングといった落ちにくいメイクには向かないため、メイクアイテムも落としやすいものを選んでくださいね。
2. 洗顔は”冷たくない”程度のぬるま湯で
もう一つ、落とすケアで気をつけて頂きたいのが洗い流すときのぬるま湯の温度です。
肌の皮脂は30℃以上で溶け出すため、30℃以上ですと皮脂汚れを落とすことができます。
一方で、体温以上のお湯で洗うと今度は肌に必要なうるおいまで洗い流してしまい乾燥の原因になります。
洗顔にベストなお湯の温度は32℃〜35℃くらいといわれています。
感覚でいうと、”冷たくない”程度のぬるま湯です。
温かさを感じたら温度が高い可能性があるので、調整しましょう。
3.スキンケアステップはシンプルに
導入美容液、化粧水、美容液、乳液、アイクリーム…と、
スキンケアを重ねれば重ねるほどしっかり保湿できるような気がするかもしれません。
しかし、スキンケアを重ねる回数が多いほど、肌を触る回数も増えるため、肌への刺激も増すことに。
特に、乾燥によって肌が敏感に傾いているときは、乾燥肌、敏感肌向けの化粧品を選び、2アイテム〜3アイテムで完了できるシンプルケアがおすすめです。
セラミドは健やかな肌を保つために欠かせない、肌の必須成分なのです。
4.過度なスキンケアを行わない
・長時間スチーマーを使う
・スクラブやふき取り化粧品を頻繁に使う
といったスペシャルケアは肌に摩擦や刺激を与えて、乾燥を招く原因にもなります。
スペシャルケアは使用頻度を守り、普段のスキンケアは肌への刺激をなるべく抑えるように、やさしく丁寧に行いましょう。
5.乾燥肌さん向けのアイテムを選ぶ
話題の成分や人気の成分には、肌への刺激が強いものもあります。
乾燥肌さんにおすすめの製品は、低刺激でかつ高保湿の製品。
保湿成分は、セラミドやアミノ酸、ヒアルロン酸などが配合されているものがおすすめです。
肌が敏感に傾いているときは、敏感肌向けブランドのアイテムにシフトするのもよいでしょう。
まとめ
乾燥肌についてまとめ
- 乾燥肌とは、肌の水分と皮脂がどちらも不足している状態のことを指す。
- クレンジングは洗浄力のやさしいミルクタイプやクリームタイプがおすすめ
- 洗顔のときのお湯の温度は32℃〜35℃くらいのぬるま湯で
- スキンケアはシンプルにして、色々塗りすぎない
- ピーリングやスチーマーなどのスペシャルケアをやりすぎない
- 乾燥肌向けのアイテムを選び、刺激の強いアイテムは避ける
肌の乾燥は普段のケアを見直すだけでも改善することができます。
肌の乾燥が気になる方は、今日からさっそく実践してみてくださいね!