敏感肌は老けやすい?30代・40代のエイジングケア方法

敏感肌の人は、年齢を重ねるとともにシワやくすみといったエイジングのお悩みが目立ちやすいと言われています。

加齢による肌悩みを防ぐためには、毎日のスキンケアで対策していくことが大切。

今回は、30代・40代の敏感肌さんのスキンケアをお伝えします。

敏感肌はエイジングサインが現れやすい

私たちの肌には、乾燥や外的刺激から肌を守る「バリア機能」が備わっています。

このバリア機能が正常に働いていると、潤いがキープされていて外部からの刺激を受けにくいため、肌が健やかな状態を保つことができます。

反対にバリア機能が低下すると、潤いが不足して、ちょっとした刺激にも反応しやすい「敏感肌」になってしまうのです。

敏感肌は、肌がゆらぎやすいだけでなく、くすみやシワといったエイジングサインが出やすい肌状態です。

また、乾燥などにより肌のハリも失われやすいため、たるみも気になりやすいでしょう。

さらに、年齢を重ねるにつれて、皮脂や汗などの分泌量が減少するほか、肌内部の水分保持機能が低下するため、肌の潤いはますます不足していきます。

30代・40代の敏感肌さんは、こうした加齢による乾燥も重なるため、エイジング悩みが目立ちやすいのです。

敏感肌のエイジングケアポイント


乾燥しやすくデリケートな肌状態の敏感肌さんがエイジングケアを取り入れる場合、できるだけ刺激を与えないスキンケアを行うことが大切です。

次の3つのポイントを意識しましょう。


1.肌をしっかりと潤すこと

まず何よりも大切なのが、肌にしっかりと潤いを与え、乾燥を防いで肌を整えることです

肌に必要な水分と油分をバランスよく補い、潤いで満たしてあげましょう。

保湿ケアを十分に行い、乾燥が改善されていくことで、肌のバリア機能も徐々に回復していきます。

また潤いが十分にあると、肌はふっくらとしてツヤも感じられる、若々しい印象になります。

保湿ケアを徹底してみてくださいね。



2.エイジングサインにアプローチできる成分が配合された化粧品を選ぶこと

保湿だけでなく加齢による肌悩みに応じたケアを取り入れることも必要です。

エイジングサインにアプローチできる成分が配合されたスキンケアアイテムを選んでみましょう。

エイジングケアを謳った製品の中には、攻めのケアとなるような刺激の強い成分を含んだアイテムもあります。

効果を実感しやすい半面、肌の負担にもなるため、敏感肌さんにはあまりおすすめできません。

なるべく敏感肌向けにつくられたエイジングケアアイテムを選んでみてください。

ナイアシンアミドやプラセンタエキス、幹細胞培養液などは肌への負担が少ないとされています。



3.心地よく使い続けられるものを選ぶこと

肌への刺激が少なく、心地よく使い続けられるスキンケアアイテムを選ぶことも大切です。

バリア機能が低下している敏感肌には、攻めたケアよりも守りのケアが重要

肌に潤いをたっぷり与えられて、塗布したときに心地よい使用感のものを選びましょう。

使用感だけでなく、バリア機能をサポートできるような保湿成分を配合していたり、肌の刺激になり得る成分を不使用としていたりするアイテムもおすすめです。

まとめ

敏感肌の人のエイジングケア

  • 刺激を与えないシンプルなアイテムでエイジングケアを!
  • 30代・40代の敏感肌さんは、まずは潤いを十分に補うことを心がけましょう。
  • 肌の負担にならないエイジングケアアイテムを取り入れるのがおすすめ
  • ナイアシンアミドやプラセンタエキス、幹細胞培養液といった成分がおすすめ

肌に刺激を与えないシンプルな処方のアイテムを選んで、エイジングサインに立ち向かいましょう!